この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは、よいこです。
- 子どもが積極的に勉強をするにはどうしたらいいの?
- 頭の良い子を育てるって具体的に何をすればいいの?
どのご家庭でも1度は悩むことなのでは?
我が家の長女も来年から小学校に入り、本格的な「勉強」が始まります。
「よっしゃ~小学生じゃ~机に向かって勉強せい~!」って急に言っても無理な話ですよね。
先日購入した「子どもの学力は家庭環境で決まる!」という強烈なインパクトがキャッチフレーズになっているこの本。
でもこの本、「頑張らなくてもなんか大丈夫そう~」ってちょっと肩のチカラが抜ける1冊だったのでご紹介していきたいと思います。
タップできる目次
頭がいい子のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある
著者は個別指導教室SS-1代表の小川大介さん。中学受験のプロフェッショナルですね。
全体はまえがきをのぞく6章から構成されています。
その中で私が「なるほどな」「大事だな」と思った箇所をピックアップしてみたいと思います!
まえがき
辞書、地図、図鑑を見ながら親子で一緒に不思議がり、発見し、驚き、楽しむ。そうやって遊べば遊ぶほどに、お子さんの知的好奇心と地頭がすくすくと育っていきます。
このまえがきを読んで、「難しくなさそう!読んでみたい!」と感じました。
著者の小川さんが幼少期、家族が集まる場所でおしゃべりをしながらたくさんの興味関心を持った思い出も書かれています。
第1章 頭のいい子のリビングはこんなにも違う!
リビングを見ればできる子かどうかがすぐにわかるそうです。
そんなリビングに何が置いてあるかというと、「図鑑」「地図」「辞書」の3つ。
- リビングの本棚には子どもの成長過程に見合った「図鑑」「地図」「辞書」さらに家族それぞれのお気に入りの本を並べる。
- リビングは親の目が行き届く場所だからこそ、子どもの関心や意欲に瞬時に対応できる。
- リビングが知的空間になり、そこで図鑑や辞書や地図を開くのが当たり前になれば、それは勉強と地続きになり、小学校に上がってからの勉強に自然に入っていける。
- 「?」に出会ったときに「いつでも”知”にアクセスできる」ようなリビングを作る。
- 置いてさえおけば見る機会がやってくる。「積ん読」でも「いつかは出番がある」と気楽に考えよう。
リビング学習がいいと言われている理由がわかりますよね。
子ども部屋でひとりで勉強なんかしませんよね・・・。
私も勉強してくると言ってはマンガを読んだり書いたりしてたわ・・・。
- まずは親が興味を示して、一緒に読むところから始める。
- 親は「驚く」「感心する」「笑う」という感情の変化を素直に表していればいい。
そして、親のかかわりがかなり重要だと書いてあるんですが、別に難しいことを教えるわけじゃなくて、「図鑑」「地図」「辞書」が面白いツールなんだ!ってことを気づかせてあげるのが大事なんですね。
よいこ
そして、これらを用意する時期は「早ければ早いほどいい」んだそう。
わからなくても「見慣れておくこと」が大事で、いざ勉強が始まった時にカチッとつながるんですね。
そして小さいうちならひらがなを読めなくてもイライラしないし、できたらすごい!とべた褒めできるっていうのも「たしかに~」と思いましたよ。
長女
第2章 図鑑、地図、辞書は学力を伸ばす「三種の神器」
この章では、「図鑑」「地図」「辞書」が持つそれぞれのチカラが詳しく説明されています。
家庭の中でこれらで遊んでいるうちに、全方向に伸びる底力が育ち地頭が良くなるというのはとても納得できました。
そしてこれら3つのツールを使いまわしていくことで、地頭が耕されていくのだそう。
30年前とは全然違う考え方ですよね~。
私の親世代は「とにかくテスト重視で最終目標は大学入学」という感じだったような気がします。
時代とともに、変化していく子育て。
これからもどのように変わるかわかりませんが、子どもの適正を見つつ、自分の頭で考えながら臨機応変に選び取っていきたいと思います。
第3章 図鑑でどんどん知識が増える
まずは図書館に行っていろいろ見て、興味がありそうなものから試すといいようです。
最近長女は幼稚園のグループ名を星座にしたらしく、いろいろな星座を言ってくるので、「これはチャンス!」と思い、星座の図鑑を買ってみました。
幼稚園から帰ってきたら食いつくかな~と思ってワクワクしましたが、ペラっとめくって終わりでした( ;∀;) でもいつかきっとまた開いてくれるよね・・・?!!
いや、私がまず読んでみよう。(しかも今のハッピーセットのおまけ星座の図鑑!タイムリー!)
▼コレ買いました
この章では図鑑の選び方や、使い方、おすすめの図鑑が紹介されていますが、中でもポケット図鑑のいい使い方が!
ハッピーセットのおまけの図鑑、溜まってませんか?
これ、動物園や水族館などのお出かけの時にカバンに忍ばせておくといいんですってー。
興味を持った時にサッと出して調べられるの、いいですよね~。
第4章 地図でみるみる世界が広がる
地図はとにかくリビングやお風呂に貼ることから!
でも貼ったままではダメで、旅行や食材の産地、スポーツなど興味のあるものと結び付けて関心を持たせるのが大事なんだそう。
わが家はキャンドゥで買ったお風呂に貼る日本地図を使っています!
前は無印の書き込めるお風呂ポスターを使っていたんですが、書き込みすぎて何が何だか?になってしまったので、もう少し大きくなるまでこのポスターでいきます!
絵もシンプルでかわいくてめっちゃおすすめです。(ちょっとはがれやすいけど)
日本国内ならパズルやかるたもおススメだそう。
わが家にもるるぶの都道府県かるたがあるんですが、長女は読みふだを結構覚えちゃって、静岡県の名産はコレとか丸暗記ですがたまに言ったりしてます。
あとは地球儀ですね。日本地図は平面でいいけど、世界地図はやっぱり球体がいい!
うちも地球儀をずっと欲しいなぁと思っていて、しゃべる地球儀とか、ほぼ日のアースボールとかいろいろ見てはいるんですが、結局普通のシンプルなのがよさげです。
ポチップ
地球儀はテレビの横定位置にするといいそうですよ。
第5章 辞書でぐんぐん言葉が深まる
子どもが小さいうちは、「辞書は子どもに引かせるものではなく、親が代わりに引いてあげるもの」ととらえておくことが子どもと辞書の距離を縮めていくコツだそう。
そして大人が「へ~」「なるほど~」と言って辞書を見ていると「なんか面白そう!」と一緒に調べ物をしたりするうちに、辞書が便利で楽しいツールなんだと辞書に対するハードルが低くなるんですね。
第6章 親のかかわりと声かけこそ一番の環境
最後の章でまとめられていることは、この本で一貫して伝えられている「親とのかかわり」
2人の子育てをしてきた中で感じるのは、やっぱり「お母さんお父さんと一緒にやりたい」っていうこと。
いつもは遊ばないおもちゃも、親が一緒になって遊べばすごく楽しそうに遊ぶんです。
こういう「親と一緒に何かを共有したい」という気持ちは10歳くらいまでなのかなぁと思いますが、遊びも勉強もひとりではあまり面白くないんですよね。
すごいね~とかよく知ってるね~とか親に認められたい気持ちが満たされると、勉強も楽しくもっとやろう!って気持ちになるんですね。
親ってすごいなぁ。
そして、こどもの「好き」を認めてあげることが何より大事だと。
自己肯定感を育むということですね。
自分の幼少期の家庭環境を思い出してみる
親になって、自分が子どもの時、親に「こうしてほしかった」ことをいろいろと思い出すようになりました。
私たちの子ども時代は「子供部屋でひとりで勉強させるもの」という風潮がありました。
勉強が面白いなんて、思ったことなかったです。
小さいころは自分のフワフワした気持ちを言語化できなかったんですが、今になってみると「親に勉強に付き合ってほしかったな」と当時は思っていました。
「夕食の支度をしている間に宿題しちゃいなさい」ってことが多くて、宿題なんてただの義務感でやってたし、全然楽しくなかったんですよね。
だから子どもが勉強するときは、なるべく一緒にいて同じ時間を共有していきたいな。
そのほうが子どもの適正もわかってくるような気がします。
この本の中で紹介されている気になったもの
この本には、置くだけで賢くなる厳選アイテムが117点も紹介されています。
その中で「わが家の2歳・5歳が喜びそう」&「私が欲しい!」と思ったものをいくつかピックアップしてみました。
図鑑
ポチップ
なかなか近くで見る機会がない動物の足をアップで見られるのは楽しい!
さかなクンが著者ってだけで欲しくなる!ギョギョっ!!
Q&A方式で身の回りの不思議を解決してくれる図鑑。写真が豊富で子どもにも読みやすそう!
これ、以前に本屋で立ち読みしてすごく面白かったんです~。人生で1度も持つことがなさそうなものも載っていますよ~。
地図
ポチップ
日本地図のパズルはいろいろありますが、木製なのにリーズナブルなのがいい!
都道府県の形を覚えやすいように楽しく図解してくれる。こういうのは子どもの記憶に残りやすい!
家族みんなでできる勉強しながら楽しめるゲーム。旅行に行くときの話題作りにもよさそう!
辞書
親しみのあるドラえもんのキャラクターが載っているので、辞書の第1歩に考えています!
和田誠さんのイラストがかわいいことばあそびの本。
ちょっとむつかしい漢字を習うようになったら、読ませてあげたいな~。
まとめ
子どもの知識や興味関心を広げていく家庭環境は、子どもと楽しく一緒にっていうのがカギなんですね。
そのために役立つツールがこの3つ、ということ。
他にもこどもちゃれんじやまなびウィズなどの家庭学習ツールも同じことがいえますよね。
「ひとりで勉強するより一緒に楽しんで学習する」その時間こそが大切なのかもしれません。(何時間も付き合うのはなかなか大変ですけどね・・・)
長女のこどもちゃれんじ1年生準備号できた「ちゃれんじ1年生」のタブレットなんてゲーム感覚だから親がやっても結構楽しいというね(笑)
興味がある方は、読んでみてくださいね~。